最寄り駅までの距離が410mとなった物件で、
「なんとか徒歩5分(400m以内)で表記できないか」といったご相談をいただくことがあります。
このように、あと“1分”だけ短く表記できないかというご相談が、他の物件を含め時々いただきます。
当社ではまず、公正取引委員会の表示ルールに則り、
適正と判断できるルートを用いて距離をご報告しております。
そのうえで、今回のようなご要望があった場合には、
「このルートであれば400m以内に収まります」といった、規約上はグレーな選択肢も併せてご提示し、
最終的なご判断のための資料としてご提案させていただいております。
(※公取委の見解では、規約に明記されていない部分については「消費者に誤認を与えない限り問題ない」とされており、明確な線引きが示されていないのが実情です)
例えば、
そこし遠回りすれば横断歩道があるものの、車通りが少ないため、横断歩道を使用せずに渡る人がほとんどの場合がございます。
ただし、こうした利用実態については明確な確認が難しく、当社として断定はできかねますが、
そのルートを採用されれば距離が短くなりますといったご提案をさせていただくことは可能です。
「こういう場合はどうなる?」「この条件なら対応可能か?」といったご相談にも、
できる限り柔軟に対応させていただきます。
物件の印象は、ほんの数メートルの違いで大きく変わることがあります。
その「あと少し」のために、ルールを守りながら、できることを一緒に探してまいります。
ご不明点やご相談がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。